こんにちは。
シズクです。最近TOEICを大学入試において活用することをIIBCが覆したことで世の中がめちゃめちゃざわついていますよね。
本日は、TOEIC900点を実際に取得したシズクが、これによって生じる影響を考察する記事となっております。
TOEICが大学入試共通テストから撤退した理由
Twitterやらネット記事やらでやんややんや騒がれておりますこのTOEICの大学入試共通テストからの撤退。「TOEIC撤退ショック」とまで言われているこの現象が高校の教育現場をてんやわんやさせているこの事象ですが、そもそもどうして起こったのでしょうか？
TOEICを実施する国際ビジネスコミュニケーション協会（IIBC）の声明によると、
「受験申し込みから実施運営、結果提供に至る処理が当初の想定よりも複雑になることが判明した。責任を持って対応を進めることが困難であると判断した」
（引用元）楽天インフォシーク．
とのことでした。大学入試の評点となるため、今の運用よりもよりガチガチに運営しなければならないため、オペレーションフローの整備に時間が取れない＆そこでミスが起こってしまうと子供の人生に影響を与える可能性があり、リスキーすぎて責任が取れないといったところが本音ではないのでしょうか。
そう考えると今までほとんど問題もなく運用ができていた大学入試センター試験って本当に運営すごいですよね。国語の問題の難易度のブレ以外は本当に言うことないです。（個人的私怨
TOEICを大学入試共通試験に採用することの是否
難しいところです。シズク個人としては、熟考の末あえて「無し」とさせていただきたいです。
TOEICとセンター英語試験は受験者の「英語力」と言うより、「英語力を解した問題処理能力」を測るテストであり、「基本的に平易な英文できちんと読めば高得点が取れる」テストである点が共通しておりますので、受験生に要求する能力を変更することもないうえに受験本番の一回のスコアだけで受験者の英語力を決めるような理不尽もなくなるので、受験者にとって非常に嬉しい知らせと思われます。
しかし、その反面リスクも大きすぎる。
まず、ますます大学合格者の選抜が「英語力偏重の評価」となってしまう可能性があること。シズクの主観ですが、今の日本社会全体の風潮として「英語ができることを評価しすぎ」であると思っています。
言語はあくまでもツールに過ぎない。皆さんは日本語ができる日本人を評価しますか？言語は単なるコミュニケーションの手段。それがあるのは前提として、その上に何を積めるかが学習だと思います。
今の日本の「一流」と呼ばれる大学は英語さえできれば圧倒的に有利に入学できます。ほとんどどの大学だってそう。東大だってそうです。帰国子女＆日本語ネイティブであるだけで日本の大学入試はほとんどイージーでしょう。
今の英語のセンター試験は、TOEIC700点ぐらいの実力があれば満点が簡単に取れるテストです。つまり、高校生の履修範囲がそれなりに学習できていれば満点が取れるテストなんです。満点と言うことはつまり、そのレベルに達したらその教科以外の教科でしか点数を積むことができないってことです。
これが大学入試センターのうまいところで、「満点以上のスコアが取れない」＝総合8〜9割を狙い一流大学に入学するためには他の科目も満遍なくやらなければならないということです。
さて、TOEICは一般に公開しているテストですのでセンター試験満点レベルよりも上のスコアも当然存在する。ほとんどの高校生にとって700点も難しいレベルなのに、それを入試の評価として評価するのはどうなのでしょう。ちょっとモチベ下がりますよね。
また、700点と900点の受験生を等しく評価すると言うこともないでしょうから、受ければ受けるだけ大学に受かりやすくなるTOEICを受けないわけがない。
そんなこんなで英語ばっかり勉強して英語だけで大学に合格する空っぽの学生がまた世の中に跋扈するわけです。
まー総合力（なんでも出来る力）なんてものは社会に出るとほとんど意味のない力となるのでむしろ専門性を磨けと言うのはごもっともですが、どうせ英語に頼って大学受験を乗り切るほとんどの人材は社会に出ても英語なんて使わない人ばかりでしょう。
もう少しいろんな物事に興味関心を持ってもいいんじゃないかと僕は思います。英語だけが出来るつまらない人にならないでほしい。しかもそう言う人に限ってマウンティングを取りたがるんですよね。そんな人たちをさらに増やす仕組みにならないでほしいな。
あとは、IIBCじゃ不正や不手際があった時に純粋に責任取れないなと思いました。人の人生かかってるからね。進路だし。
ほぼ毎月開催していることもあり結構運営ガバガバなところがある気がするのでもしやるなら、大学入試専門の機関にした方がいい。片手間でやるものじゃないと思います。
TOEIC廃止ショックによる大学入試への影響
結局大学入試センターみたいなところが一括で問題作ることになるんじゃないかと思います。あと一年で間に合うかわからないけど。
その他活用される民間試験として
IELTS
TEAP
TEAP CBT
TOEFLiBT
ケンブリッジ英語検定
実用英語技能検定（英検）
GTEC
上記のような試験が挙げられていますが、TOEICが抜けたとなると使いやすいのは英検かな。東京一江早慶上位に入る人たちは準一級ぐらいはとってくるぐらいのテストですが、「処理力」勝負のセンター試験やTOEICとはちょっと測る能力が違う気がしますね。
それに級によって英文が違うから自分の評点のmaxをはじめに自分で決めなきゃいけなくなる。さらに１級は単語ゲームでTOEICとは全くベクトルが違うマニア向けテストらしいのでそれを大学入試の要素としてどう評価をするのかが難しいですよね。
加えて、IIBCが今回表明したような課題もありますので、英検をはじめその他の試験も全部採用を見送る形で着地するんじゃないかな。なんで結局高校生のレベルに合わせた統一テストみたいなのを作ってみんながそれを受ける形になるのではないかと。
TOEIC廃止後に立てる英語対策は結局何がいいの？！？
はい。TOEICが廃止になると言うことで、TOEICに照準を定めて大学入試対策をやっていた方。焦りますよね。
焦りますが、「TOEICの対策をする」が一番の受験勉強になると思います。
日本の教育制度はよくできている。
僕は浪人するまでセンター英語しか受けたことありませんでしたが、初受験は720点でした。
結局テストの形は変われど文科省が大学入学者に求める力は変わらないです。TOEICのスコアをつければ、きちんとどんな形の試験が来ても大丈夫な英語力がつきます。
あれやこれやで大学入試センター側の教師側もバタバタする一年だと思います。新テストから受験の皆さんは不安で仕方ないと思いますが、迷っているなら、とりあえずTOEICの対策をしておくと間違いないです。800点も取れるようになればだいたいどんな問題が出てきてもイチコロだと思います。
しかも高校生でも絶対800点は取れますし！
僕のサイトの勉強法を参考にしていただければ、ですけど！笑
今日は以上です。
次回もお楽しみに！
英語学習はものすごく時間がかかります。僕も実際ものすごく時間をかけて、やっとの思いで純ジャパでTOEIC900点を取得しました。無勉強からTOEIC900点を取得するには、なんと2,000時間もかかるという声もあったりします。
時間をかけてこそ得られるものも確かにありました。しかし、このブログを見に来てくれた皆さんには僕は「出来るだけ早く」英語を上達して欲しい。TOEICでハイスコアを取れるようになって欲しい。
だって、「英語」はツールですもん。勉強したその先に広がる英語の世界の体験を早くして欲しい。人生の短い時間を、「ツールの勉強」ではなく、「活用」に使って欲しい。そう思って僕が実際にTOEIC900点をとるまでに使用してきた英語教材を下の記事にまとめました。
そんな「想い」のもと、真剣に考えて時間をかけて作った、純ジャパの僕がTOEIC900点を21歳で取得した「超重要な秘密のエッセンス」を沢山詰め込んだ記事ですので、ぜひこの情報を活用して最速で英語の上達やTOEICハイスコアを達成し、成功への道をガッチリ掴んでください！
皆様の人生が、英語でより豊かなものになりますように。
▼TOEICまでどうしても時間がない貴方へ。
「TOEIC本試験まで本当に時間がないけど、ここでハイスコアを取らなければまずい、、、！」
そんなお悩みをお持ちの皆様のために、純ジャパ21歳でTOEIC900点を取得し、社会人になっても900点を維持している経験をもとに、TOEICの点数を時間がない中で最大化する、「TOEIC攻略の王道セオリー」をまとめましたのでご紹介いたします。
▼【本気でおすすめ】1ヶ月で900点を取れた英語学習アプリ
https://alicemetrics.work/archives/296
▼【3ヶ月無料】最強のマル秘英会話学習術
https://alicemetrics.work/archives/1628
▼私が900点取得までに使った参考書まとめ
どうも！英語参考書マニアのシズクです！
今日は僕が実際にTOEIC900点取得するまでに使用した参考書をみなさんにご紹介します！僕...
