こんにちは。シズクです。
2020年度から大学入学共通テストが始まり、センター試験が廃止されます。この大学入学共通テストは現行のセンター試験と比べて何がどう変わる予定なのか、執筆時点での情報をご紹介させていただきます。
※内容は河合塾のWEBサイトを参考に記述させていただいております。
センター試験の廃止は2020年度から!
センター試験の廃止は2020年度から実施される予定です。これに伴って導入される新しい英語のテストの名前が「大学入試共通テスト」だそうです。なんか一昔前の共通一次みたいな名称ですね。時代遡行の流れ。。。?
実施自体は2021年の1月からです。ちょうどオリンピックも2020に開催されますし、この2020年を端緒とし、様々な面で時代が変化していくことが予想されますね。なお、現行の学習指導要領で勉強した方が不利にならないように、2021年〜2024年までは、大学入試センター作問で現行の試験とそれほど大きく相違しない問題が出題されるそうです。
従来のセンター試験より大きく変わる点はどこか
従来のセンター試験と比べて大きく変わる点は、以下の3つとなります。
「話す」「書く」が重視されること
これが一番重要ではないでしょうか。現在の日本の英語教育では「聞く」「読む」の2技能に大きく焦点を当てた学習になっており、センター試験などもぶっちゃけ読む力が高ければ簡単に高得点を取れてしまいます。
しかし、近年のグローバル化に伴いやはり総合的・実用的な英語の技能習得が求められているのか、今後のセンター試験に変わる大学入学共通テストでは、「話す」「書く」を含めた技能もテストの対象になるとのことです。
「話す」「書く」が追加されたとしても、高校卒業時点での求められる英語力の水準が変わることはないでしょうし、これまで以上に力を入れて勉強しなければならなくなるわけですね。
記述式の導入/マークシート式の廃止
「話す」「書く」の英語力が求められるということですので、センター試験と異なり「記述式」の問題が出題されるようになり、現行のセンター試験と大きく傾向が異なってくる可能性があるようです。
2次試験の学習をしている人にとってはだいたい記述式に当たるのでそれほど影響はないかもしれませんが、センターの時点で「話す」、「書く」という難しい技能が試される場合、現在と異なりセンター試験にも重点的な対策が求められるものとなるでしょう。
つまり、現在の差がつかない英語の試験から一転するわけです。センター数学も記述式になるようですし、大学入試の形も大きく変容する予感がしますね。
TOEICなどの英語技能テストの採用
これも大きな話でしょう。
高校3年生時(4〜12月)に受験した英語技能テストの成績が評価されるようになるようです。
TOEICも当然ありますが、「L&R」だけでなく「S&W」のテストも重視されるようです。ただただマーク試験で点数取れるだけじゃダメってことですね。
TOEICのほかTOEFLやIELTSなどの試験も対象となるみたいですが、何れにせよ話す能力と書く能力も問われる点については変わりありません。
むしろ、話す書くの力に関してはこれらの難しい外部試験の受験がマストとされる可能性も否定できませんね。
常日頃から実用的な英語技能を身につけるべく頑張りましょう。
ペーパーだけできてれば頭が良いとされる時代が終わろうとしています。
いかがでしたでしょうか。
また情報あり次第随時更新していきますね。それでは!
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