
TOEIC900点に語彙力がいると思ったら大間違い!
TOEIC900点ですが、
語彙力要りません。本当に。
周りの帰国子女の皆さんに聞いてみて頂くとわかると思うのですが、帰国子女でTOEIC900を超える人たちってだいたい
Listening | 495 |
---|---|
Reading | 410 |
ぐらいの非常にリスニングに偏ったスコアリングをしています。
一方で、英語耳があまりできていない純ドメ純ジャパの僕たちがTOEIC900点を取るにはリスニングに注力して点数をあげるか、リスニングで取れない分をリーディングで得点をする必要があります。
例えば、シズクが900点を実際に取得した時のTOEICスコアはこんな感じです。
Listening | 435 |
---|---|
Reading | 465 |
※上記スコアはDUO3.0の語彙レベルで取得可能。
リスニング分をリーディングでだいぶ稼いでますよね。TOEIC900点をリスニングに頼らずに取得する場合は、リスニングの分をリーディングで補っていく必要があります。
なかなかリーディングのスコアが伸びないという方がいらっしゃいますが、リーディングで400点台後半のスコアを取ること(受験層の上位2%)ですら、語彙力はそれほど必要ではありません。(もちろんあればそれは良いですが。)
こんなことでお悩みの方はいないでしょうか。
・TOEIC900点のために900点用の単語帳を買ったが難しすぎて覚えられない
・英語の勉強時間のほとんどを単語の勉強が占めている
・正直単語の勉強が苦痛でなかなか英語の勉強が進まない
一つでも当てはまったあなた。
今すぐその勉強方法やめましょう。時間もったいないです。
TOEICには語彙力なんて要りません、TOEIC900点に必要なのは、実は語彙力ではなく、処理力なんです!
語彙力の試験をやっているわけではないんです。英語を実際に使えるかどうかの試験をやってるんですから、つまらない勉強は今すぐやめちゃいましょう!
TOEIC900点に必要な単語帳
僕が今までにきちんと消化した単語帳は3つです。この項目ではその3つについて紹介させていただいたのち、900点レベルまでにはどのレベルの単語帳が必要となるのかについてご紹介させていただきます!
もちろん全てをやらなければいけない!というわけではないので、気楽に読んでみてください!
1.EG4500(EnglishGenerator4500)
まず1冊目はEG4500です。これは高校で初めて配られた単語帳(左)ですね。
レベルとしては、ターゲット1400ぐらいのイメージ。ターゲット1400ってのは右の画像の参考書です。使っている方も多いのではないでしょうか。
この単語帳とFORESTという英文法の参考書だけでセンター英語は高2の段階で9割が取れていたので、本当に必要最小限の勉強で英語語彙の素地がつく単語帳です。
このレベルは、TOEICで換算すると500〜600ぐらいのレベルだと思います。冒頭でも述べたように、TOEICは語彙力ゲーではなく処理力ゲーなので、ぶっちゃけこれだけでも結構な点数は取れると思うのですが、900点には少々語彙力が足りない感じですかね。
700点だったらこのEG4500やターゲット1400(1000でもいいと思う)で十分取得可能だと思いますよ!
2.DUO 3.0
シズク超イチオシのTOEICの学習に最適の英単語教材です。結構古い単語帳ですが、2014年の受験時点でシズクも使用していました。それ以降ずっとTOEICを受験するたびに復習しているのはこの単語帳だけです。
このDUO3.0の何がいいかというと、下記の通りです。
・音声復習が簡単にできる点(超重要)
・TOEIC900点に必要な「瞬発力」が身につくこと
・語彙レベルも、基礎+αまで抑えていてちょうど良い
それぞれ詳しく紹介していきますね。
DUO3.0は単語の復習・反復学習に最適!
まず、DUO3.0は復習用CDが非常に◎です。※復習用CDは単語帳とは別売。
DUO3.0は習得するべき単語をいくつも含んだ例文で構成されており、例文は下記のようなイメージで作られています。
【例文例】
When tiny crackles were showered on Jim,Tom screamed “Watch out!“.(小さな破片がジムに降ってきた時、トムは「気をつけろ!」と叫んだ。)
赤字の部分が必修英単語なのですが、このように一つの例文にいくつも単語を包含する形の構成になっています。この例文部分のみを音声習得したのが復習用CDなんです。
そうなんです。1例文を耳で聴きながら、「この単語はこういう意味だったな」という復習が簡単にできちゃうので、通勤途中やジムの最中に何度も繰り返し復習をすることができるんですよね。
単語がまとめて例文に入っている分音声復習の量もそれほど多くないですし、聴覚で復習できる点がとにかく◎ですね。
ちなみにこのDUO3.0、kindleでも売っているので電子書籍で買ってしまえばほんとうにかさばらずに英語の復習を外でやることができます!これも一押しの理由ですね!
DUO3.0はTOEIC900点に必要な「瞬発力」の習得に最適!
さて、復習のしやすさのDUOを使うメリットではあるのですが、TOEIC900点にDUOが最適な一番の理由はズバリ
「一つの単語に対して類語/対義語が沢山乗っている」
これです。これに尽きます。これが最強なんです。
知識レベルとしては高校で配られるターゲット+αぐらいなのですが、その言葉と似た意味をもつ言葉が一緒に沢山沢山掲載されているので、ある意味イメージに対して、似たような意味をもつ言葉の紐付けができるわけです。
例えば、「sure」という単語の説明をする項目には類語「certain」や、対義語「vague」などが沢山載っています。
最初はなんでこんな色々書いてあんの、、、と驚いてしまうかもしれません。実際に僕もそうでした。一瞬面食らいましたもん笑
しかし、これの何が良いかというと、同じ意味イメージの中に存在する言葉のニュアンスの違いを整理することができる点と、対極の意味をもつ言葉群を暗記の段階でイメージすることができる点です。
これを行うことによって、TOEICの中に出てくる「本文」と「問題文」で同じ意味で使われているが使われている単語が異なるケース(実際にそれだけが問題になることもある)への対処や、本文内の対比構造への嗅覚が非常に強くなるのです。
つまり、英文を大局的・俯瞰的に見る力がつくので、理解の瞬発力が上がるのです。これがDUO3.0を使用する一番のメリットです。
TOEICに必要なのは、英文処理力と冒頭で申しましたが、こういった理由で処理力の向上に最適であるためDUOがTOEIC900点のための単語帳としては最強なのです。
さて、気になる単語帳の分量ですが、そんなに多くないです。一日30分を一ヶ月ぐらい継続すればすぐ終わるかな。
学習の際は、言葉の意味はもちろん、類語、対義語を頭の中できちんと整理するイメージで臨んでください。むしろそちらの方が重要です。
語彙レベルはターゲット1400ぐらいなので、一度単語の意味をターゲット1400で覚えてから複数意味や類語/対義語整理のトレーニングとしてやるのが良いかもしれません。
ターゲットから始めない場合は、1週目は単語の意味を覚えることに集中して進めていきましょう。結構対義語類義語多くて胃もたれしちゃいますからね。
3.速単英単語 上級編
覚えました。受験の段階で一周丸ごと。
しかし、このレベルはTOEIC900点には必要ない気がします。たまーに出てくることはありますが、これはやんなくてもTOEIC900点は取れるでしょう。
「どこで出てくんだこれw」って突っ込みたくなる英単語も正直沢山あります。(たまには実際に出てくる。coincidence/偶然の一致 とか)
このレベルはやってて損はないけどTOEIC900点には必須では確実にないです。難関私大英語の平均ぐらいの語彙レベルではないでしょうか。(まぁ難関私大の英語も英単語はそれほど必要がないというのが個人的な感想ですが。)
やってもいいですが、これやるならDUOを何週も回したほうがいいです。手を出すならDUOが先ですね。TOEIC900点に向けてさらにボキャビルをしたいのであれば、ビジネスシーンで出てくる英単語とかを集めた単語帳にその後映っても良いかもしれません。
また、TOEIC900点を目指す単語帳!とか銘打って書いてあるやつは難しすぎてやる気なくなるのでやらなくて大丈夫です。
単語帳に時間使うなら、読解とリスニングに時間を使いましょうね!
まとめ:TOEIC900点に語彙力は必要なし!
というわけで、TOEIC900点のために膨大な量の英単語を覚える必要はありません。英検1級とかなら必要かもですけど。
とにかく、基礎的な英語の意味や複数の意味、類義語対義語を整理することを優先して毎日コツコツ勉強すればおっけーです。大体、ボキャブラリーの勉強って面倒で一気にやってしまったりしがちだったり面倒で後回しにしがちだったりしちゃいますよね。
でもこの単語の勉強だけは継続が大事なんです。ボキャブラリーの勉強だけやって一日が終わらないように気をつけながら、コツコツ学習していきましょう!
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